モリス生地を使ったビクトリアンクラフトオリジナルのスツール

ウィリアム・モリスは、手仕事から生み出される上質な「美」を追い求め続けた
イギリスのデザイナー。
工業化による大量生産品が氾濫するなかで、伝統的手工芸・技術を残すことに
尽力し、身近な自然の風景からインスピレーションを得たデザインは
今なお世界中で愛され続けています。
そんなモリスが生み出したファブリックとビクトリアンクラフトオリジナルスツールが
コラボレーション。
現代の生活空間にマッチしながら彩りを添えるアイテムをご用意しました。
座面は24柄からお選びいただけます。
人気の柄を一部ご紹介します。

【いちご泥棒(Strawberry Thief)】
いちご泥棒のデザインは、ケルムスコット・マナーで育てていた苺を鳥たちに
食べられてしまったことからインスピレーションを得たと言われています。
モリスの手記にも記述されていますが、本当は種類の異なる鳥だった
のですが、ツグミに替えてデザインされたそうです。

【フルーツ(Fruit)】
1864年、モリスの初期の三大壁紙デザインのひとつ。
斜め方向に流れがあり、隣接する葉が絡み合う複雑なデザインは、
12の木版からなるオリジナルのハンドプリント壁紙のスタイルを反映しています。
果実や花や葉は様式化されていますが、複雑さと流れるリズムがあります。
モリスは極端な写実主義や規則性のどちらにも反対し、いきいきした自然の
魅力を描こうとしました。
今回使用したファブリックはプリント生地ですが、人気のある「フルーツ」は、
リッチな表情のシルクベースにザクロやレモンの果物が華麗に刺繍された
タペストリー生地やラグジュアリーなベルベット生地も販売されています。

【ピンパネル(Pimpernel)】
1876年にウィリアム・モリスが壁紙としてデザインしたこの模様は、
モリスの優れたデザインの中でも典型的なパターンで、ロンドンの
ハマースミスにあるモリスの晩年の自宅、ケルムスコット・ハウスの
ダイニングルームに飾られています。
11月1日(日)までモリスフェアを開催していますので、是非ご来店下さい。
また、webショップでも同時開催しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
⇒ https://www.victoriancraft.com/campaign/